日本人が発見した5番目の基本味「うま味(UMAMI)」は、漠然とした味の好ましさを指す「旨味」とは全く異なる概念ですが、同音異義語であるために、しばしば混同されています。その結果、日本人のうま味の本質に対する理解が曖昧となり、素材を活かす伝統的な和食文化は緩やかに衰退しつつあります。それを食い止めるためには「うま味」の呼称変更が急務です。
今回、日本人の「うま味」に対する理解を停滞させる「旨味」との言語的な干渉を解消するため、「うま味」の呼称を「滋味」に置き換えることを目指す「うま味を滋味に言い換えようの会」を立ち上げました。詳細はコチラ